カビルド(スペイン語: cabildo, スペイン語発音: [kaˈβildo])またはアユンタミエント(スペイン語: ayuntamiento, スペイン語発音: [aʝuntaˈmjento])は、かつてのスペイン領植民地の、主に都市など基礎自治体の行政を任務とした機関。日本語では市参事会と訳される。 カビルドは時に任命されたり選出されたりとまちまちだが、土地を所有するすべての世帯主の代表と考えられた。植民地のカビルドは、もともと中世のカスティーリャで発展していたものと本質的には同じである。カビルドは自治体(と世帯)の法定代理人であり、コンキスタドールが征服した当初から植民地に導入された。