カクテル療法(カクテルりょうほう)とは、複数の薬を各人の症状・体質に合わせて組み合わせて投与し、症状を抑える治療法。別名多剤併用療法とも呼ばれている。後天性免疫不全症候群 (AIDS) の治療などで知られている。2021年には、2019新型コロナウイルス感染症に対する治療薬として、2種類のモノクローナル抗体を同時に投与することで治療効果を高める抗体カクテル療法が登場し、カシリビマブ・イムデビマブやバムラニビマブ・エテセビマブが実用化されている。