エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド(Ernst Stavro Blofeld)はイアン・フレミング原作の『ジェームズ・ボンド』シリーズに登場する悪役(スーパーヴィラン)。世界征服を狙う悪の天才であり、世界規模の悪の組織スペクター(英語版)(SPECTRE、SPecial Executive for Counter-intelligence, Terrorism, Revenge and Extortion、「防諜・テロ・復讐・恐喝のための特別機関」)の首領であり、イギリス秘密情報部の諜報員ジェームズ・ボンドの宿敵でもある。 ブロフェルドは映画でのスキンヘッドの姿がよく知られているが、彼はしばしば変装したり整形手術により容姿を変えたりしてボンドの前に現れる。また常に白いペルシャ猫を膝の上に抱きかかえながら登場し、初期(『サンダーボール作戦』まで)は猫を撫でて毛づくろいをする手だけしか観客の前に姿を見せなかった。白猫を撫でるブロフェルドは様々な映画などでパロディにされている(『オースティン・パワーズ』シリーズの悪役ドクター・イーブルなど)。