ウィリアム王子とキャサリン・ミドルトンの婚礼(ウィリアムおうじとキャサリン・ミドルトンのこんれい、Wedding of Prince William and Catherine Middleton)は、2011年4月29日にロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われた。新郎のウィリアムは、チャールズ3世の長男、イギリス王位継承順位当時第2位(現在は1位)である。新婦のキャサリン・ミドルトンは、バークシャー、バックルベリーのマイケル・ミドルトンとキャロル・ミドルトンの3人の子供の長子である。ウェストミンスター寺院首席司祭のが式を主宰し、カンタベリー大主教のローワン・ウィリアムズが祝賀を、のが説教を担当した。新婦の弟ジェームズが祝辞を述べ、新郎のは弟のヘンリーが新婦の花嫁介添人は妹のピッパが務めた。式には両家の親族の他、多くの外国の王族、外交官、そして夫妻が選んだゲストが出席した。結婚式後、2人は伝統に沿って、バッキンガム宮殿のバルコニーから謁見を行った。ウィリアムは法定推定相続人ではないことから、式は完全な国家行事としては行われず、約1900人の招待客の大半など詳細の部分の多くは2人に任された。