イグミシュ(モンゴル語: Yïγmïš、? - 1311年)は、大元ウルスに仕えたウイグル人。ユグムッシュとも。インド洋交易の進展に寄与してクビライから重用されていたが、失敗に終わった1292年(至元29年)のジャワ遠征に参加し失脚してしまったことで知られる。 『元史』などの漢文史料では亦黒迷失(jyìhēimíshī)、『集史』などのペルシア語史料ではیغمش(īghmish)と記される。