アサン・サルタクタイ(モンゴル語: Asan sartaqtai、? - 1219年)は、モンゴル帝国のチンギス・カンに仕えたムスリム商人。 『元朝秘史』では阿三撒児塔黒台(āsān sāértǎhēitái)と表記されるが、「アサン(asan)」はアラビア語名ハサンの語頭が脱落したもので、「サルタクタイ(sartaqtai)」は「サルタク人」を意味するモンゴル語である。ジュヴァイニーの『世界征服者の歴史』に記されるハサン・ハッジーと同一人物と考えられている。