アクチラムス(学名:Acutiramus)またはアキュティラムスは、古生代シルル紀後期からデボン紀前期にかけて生息したウミサソリの1属。ダイオウウミサソリ科の中で角ばった先端と斜めに突き出した歯をもつ鋏角を特徴とし、2mほどの大型種を含んでいる。待ち伏せ捕食者もしくは腐肉食者であったと考えられる。 特徴的な鋏角の先端に因んで、学名「Acutiramus」はラテン語の「acuto」(角ばる、尖る)と「ramus」(「分岐」を意味し、節足動物の鋏の指を示す常用名)の合成である。