アウルク(モンゴル語: A'uruγ)とは、モンゴル帝国の軍隊が戦争の際に軍の補給のために後方に設置する、 移動可能な輜重陣営を指す名称である。アウルクはその規模や目的によって様々な形式が存在し、モンゴル軍の迅速な移動に柔軟に対応しうるアウルクの存在は、モンゴル帝国が急速な拡大をなし得た要因の1つであると評されている。