QF 12ポンド 12cwt高射砲(英語: 12 pounder 12 cwt anti-aircraft gun)とは、QF 12ポンド 12cwt艦砲に高仰角砲架・装弾板・砲身上部のばね式復座機・高角照準器を追加する改修を行い、イギリスが第一次世界大戦で運用した高射砲である。多くの書き手は一般的に本砲に言及する際に「12ポンド高射砲」の呼称を用いる。名称の「12cwt」とは砲身と砲尾の合計重量(1cwt = 1ハンドレッドウェイト = 112ポンド、12cwt = 1,344ポンド)に由来し、他の「12ポンド」と呼称される砲と区別するために用いる。