OSI参照モデル(OSIさんしょうモデル、英: OSI reference model)は、コンピュータネットワークで利用されている多数のプロトコルについて、それぞれの役割を分類し、明確化するためのモデルである。国際標準化機構(ISO)によって策定された。OSI基本参照モデル、OSIモデルなどとも呼ばれ、通信機能(通信プロトコル)を7つの階層に分けて定義している。 いくつかの教科書や、以下の「」の節で「理解を助けるための参考資料」などとして、SNAの7階層や、TCP/IPモデルに沿っているプロトコルなどを、このOSIのモデルに対応付けした表などが見られる。IETFなどが、インターネット・プロトコル・スイートの開発は、OSIに準拠する意図はないとしていても、対応づけをすることはWTO/TBT協定の趣旨に沿って非関税障壁をなくすための行為である。