TCP/IPモデルとは、インターネットにおいて利用されている通信プロトコルのセットであるインターネット・プロトコル・スイートを、階層構造に分類したモデルである。アプリケーション層、トランスポート層、インターネット層、ネットワーク層の4層で構成される。 DARPAモデルという呼称でも知られるが、これはインターネットの研究開発を行っていたDARPAに由来する。元々は確固たる仕様や定義はなく、IPやTCPやUDPなどの仕様中に個々に、あるいは暗黙の前提として存在していたものだが、後から RFC 1122 で1つにまとめられた。