HEMU-430X(Highspeed Electric Multiple Unit - 430km/ h eXperiment)は、韓国鉄道技術研究院(KRRI)の主導で韓国建設交通技術評価院などが参加し、2020年の商用化を目指して進行中の、大韓民国の次期高速鉄道車両開発プロジェクト、およびその試験車両の名称である。当初はHEMU-400Xとされていたが、後に目標最高速度を30km/h引き上げ、現在の名前に変更された。 HEMUはHigh-speed Electric Multiple Unitの略であるが、ハングルでは「해무」(ヘム、Haemu)と表記する。この「해무」に対応する漢字表記は、韓国で縁起が良いとされる海上の霧を表す「海霧」と、速く走行することを意味する「韰騖」の2種類がある。