1984年アメリカ合衆国大統領選挙(1984ねんアメリカがっしゅうこくだいとうりょうせんきょ、United States presidential election of 1984)は、1984年11月6日に行われたアメリカ合衆国大統領選挙。 共和党現職のロナルド・レーガン大統領が圧倒的な地滑り勝利で再選された。民主党は、ウォルター・モンデール候補が、共和党・民主党通じて初の女性副大統領候補であるジェラルディン・フェラーロを擁して選挙戦を戦ったものの、ミネソタ州とワシントンD.C.において選挙人を獲得するにとどまった。 レーガン政権が中絶に反対する政策を推し進めようとしていた一方で、女性初の副大統領候補のフェラーロが、中絶に反対するカトリックの信徒でありながら中絶を容認する政策を支持したために、中絶について騒動の騒動もあった。