馮 毋択(ふう むたく、生年不明 - 紀元前184年)は、秦・前漢に仕えた将軍・政治家。戦国時代に韓支配下の上党郡で郡守に任じられ、秦に圧迫された上党の地を趙に献上して華陽君となった馮亭の後裔にあたり、始皇帝の治世に秦の右丞相を勤めた馮去疾、御史大夫と大将軍を歴任した馮劫親子や前漢の馮奉世や馮唐は同族にあたる。秦では武信侯、漢では博成侯に封ぜられた。