統一モデリング言語(とういつモデリングげんご、英: Unified Modeling Language, UML)は、ソフトウェア工学で用いられる、汎用的かつ開発方面に特化させたモデリング言語である。システム設計を視覚的に図式化しての標準化されたモデリング手法の提供を目的にしている。UMLの略語で呼ばれることが多い。オブジェクト指向分野でよく用いられている。 UMLは、数々の技法が乱立していた当時の業界に、標準化されたモデリング手法を普及させようとする目的から企画され、1994~95年のラショナルソフトウェアにて最初の版が作成された。グラディ・ブーチ、イヴァー・ヤコブソン、ジェームズ・ランボーらの手によるもので、彼らはスリーアミーゴスと呼ばれている。彼らは96年までその改良を続けた。 UML 2.0 以降では、14種類のダイアグラムがあり(を参照)それぞれの開発局面に応じて使い分けることができる。クラス図、アクティビティ図、シーケンス図が多用される。次いでコンポーネント図、ディプロイメント図、ユースケース図、ステートマシン図である。