実体関連モデル(じったいかんれんモデル、(英: entity-relationship Model、ERM)は、概念的データモデルの高レベルな記述を可能とするモデルの一種である。また、実体関連モデルによって具体的なシステムのデータモデルを図で表現したものを実体関連図(英: entity-relationship Diagram、ERD)あるいはER図と呼ぶ。本項ではピーター・チェンの1975年の論文で提唱された技法を中心に解説する。ただし、同様のアイデアはそれ以前から存在し、実体と関連を扱う様々な派生モデルが考案されている。