直隷派(ちょくれいは)は、中華民国時代における中国の軍閥である。直隷軍閥とも称する。1916年の袁世凱の死後、その北洋軍閥が分離して成立した。1920年から1924年には他派を破って北京政府の実権獲得に成功したものの、1926年からの中国国民党による北伐によって1928年に壊滅した。その名前は当初直隷派を率いていた馮国璋が直隷省出身だった事に因む。