泛藍連盟(はんらんれんめい、中国語:泛藍聯盟)とは、中華民国においてほぼ共通の政治的主張を行なっている政治集団の総称であり、具体的に組織化された集団の集合体のことではない。泛藍聯盟の他に“泛藍陣營”や“泛藍軍”という別称もあるが、いずれの名称も連盟の主要な構成団体である中国国民党(国民党)のイメージカラーに由来している。国民党の他にも新党などが属し、国政の場では、立法院(日本の国会に相当)において国民党・新党は泛緑連盟と対立する。連盟の構成員・支持者は総じて中華民国にこだわるが、中には中国人としてのアイデンティティーや中国統一を求める傾向もあり、そのことは連盟の提唱する主張に明確に反映されている。なお、日本では泛藍連盟よりも“ブルー陣営”と呼ばれることも多い。