格子定数(こうしていすう、こうしじょうすう、lattice constant)とは、結晶軸の長さや軸間角度のこと。単位格子の各稜間の角度 α,β,γ と、各軸の長さ a,b,c を表す6個の定数である。その性質上、格子の形状によっては一部の値のみで表すことが出来る。例えば、立方格子ではa = b = cかつα = β = γ=90°であるため、aの値のみで表すことができ、斜方格子ではα = β = γ=90°であるため、a,b,cのみを指定すればよい。 軸の長さの単位は普通オングストローム(Å)を用い、自明として単位を付けずに数値のみを書く場合が多い。 X線の波長は約1 Åであるため、X線の回折によって格子定数を求めることが可能である。

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  • 格子定数(こうしていすう、こうしじょうすう、lattice constant)とは、結晶軸の長さや軸間角度のこと。単位格子の各稜間の角度 α,β,γ と、各軸の長さ a,b,c を表す6個の定数である。その性質上、格子の形状によっては一部の値のみで表すことが出来る。例えば、立方格子ではa = b = cかつα = β = γ=90°であるため、aの値のみで表すことができ、斜方格子ではα = β = γ=90°であるため、a,b,cのみを指定すればよい。 軸の長さの単位は普通オングストローム(Å)を用い、自明として単位を付けずに数値のみを書く場合が多い。 X線の波長は約1 Åであるため、X線の回折によって格子定数を求めることが可能である。 (ja)
  • 格子定数(こうしていすう、こうしじょうすう、lattice constant)とは、結晶軸の長さや軸間角度のこと。単位格子の各稜間の角度 α,β,γ と、各軸の長さ a,b,c を表す6個の定数である。その性質上、格子の形状によっては一部の値のみで表すことが出来る。例えば、立方格子ではa = b = cかつα = β = γ=90°であるため、aの値のみで表すことができ、斜方格子ではα = β = γ=90°であるため、a,b,cのみを指定すればよい。 軸の長さの単位は普通オングストローム(Å)を用い、自明として単位を付けずに数値のみを書く場合が多い。 X線の波長は約1 Åであるため、X線の回折によって格子定数を求めることが可能である。 (ja)
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  • 格子定数 (ja)
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