即席爆発装置(そくせきばくはつそうち、英語: Improvised Explosive Device, IED)とは、あり合せの爆発物と起爆装置から作られた規格化されて製造されているものではない簡易手製爆弾の総称である。防衛装備庁では即製爆発装置と訳している。手製爆弾、即席爆弾、簡易爆弾とも呼ばれる。通常は、IED(アイ・イー・ディー)の略称で呼ばれるのが一般的である。 道路脇などに仕掛けられたIEDを一般に路肩爆弾、道路脇爆弾、路上爆弾 (Roadside bomb) などと呼んでいる。基本的には正規の軍隊が使用する爆弾と異なり、材料は砲弾や地雷などの炸薬と筐体を流用して独自に作成する爆弾でもあることから「自家製爆弾(英語: home made explosives, HME)」とも表現される。