北薩トンネル(ほくさつトンネル)は、鹿児島県薩摩郡さつま町泊野から同県出水市高尾野町柴引に至る北薩横断道路のトンネルである。全長は4,850 mであり、鹿児島県の道路トンネルとしては最長、九州地方の道路トンネルとしては九州自動車道の加久藤トンネルに次いで3番目の延長を有する(2018年現在)。 北薩地区の高峰である紫尾山を貫き、隘路であり線形不良となっている国道504号(現道)の堀切峠をバイパスする。2018年(平成30年)3月25日に北薩トンネルを含むきららICから中屋敷ICまでの区間が開通したのに伴い、供用を開始した。