メンシェヴィキ(ロシア語: меньшевики́、men'sheviki、「少数派」の意。メンシェビキとも表記される。)は、ロシア社会民主労働党が分裂して形成された、社会主義右派である。ロシアで行われるべき革命は民主主義革命であると主張し、ブルジョワ(中産階級)との協力による漸進的革命を主張したマルトフやプレハーノフを指導者とするグループ。1903年のロシア社会民主労働党大会での党綱領決定に際しては勝利したものの、人事問題でレーニンらの派閥(後のボリシェヴィキ)に敗れて「少数派」となったことに由来する。1912年のプラハ大会で両派は党内分派状態から分党になった。1917年の二月革命の勃発当時初はソヴィエト内で優勢であったが、次第に大衆の支持を失った。ボリシェヴィキ主導の社会主義革命である十月革命後は反革命側に立った。