四月テーゼ (しがつテーゼ、ロシア語: апрельские тезисы)とは、1917年4月にレーニンが提起した10か条のテーゼの通称。最初にボリシェヴィキの会議で読み上げ、数日後に発表された論文「現在の革命におけるプロレタリアートの任務について」に全文を引用した。二月革命で成立した臨時政府を支持せず、労働者代表ソヴィエトへの全国家権力の移行を宣伝することや、ソヴィエトの主流派が主張する「革命的祖国防衛主義」にいっさい譲歩しないことを主張した。