『ソンソン』は、1984年に稼働したカプコンのアーケード用アクションシューティングゲーム。 開発はカプコン開発部が行い、ゲーム・デザインは岡本吉起、音楽は河本圭代と『バルガス』(1984年)を手掛けた森安也子が担当している。 『西遊記』の日本版絵本に着想を得た作品で、プレイヤー1がソンソン(サル)、プレイヤー2がトントン(ブタ)を操作して協力プレイできるのが特徴。主人公ソンソンは孫悟空の孫(孫孫=ソンソン)という設定だが、他のキャラクターについては不明(トントンのビジュアルモチーフは絵本版の猪八戒)。 後に続編として同社のアーケードゲーム『ブラックドラゴン』(1987年)をアレンジ移植したPCエンジン用ソフト『SON SON II』(1989年)が発売されている。