外積(がいせき)は、3次元空間(3次元内積空間)において定義される、2つのベクトルから新たなベクトルを与える二項演算である。か角括弧を用いて表現する。 日本(漢字文化圏)ではこの二項演算を内積に対して外積と呼ぶ。ただし、外積に対応する西洋語(ドイツ語: Äußeres Produkt、英語: Exterior algebra)には、グラスマン代数(外積代数)のウェッジ積等の意味もあるため、区別する為にクロス積(cross product)と呼ばれる。また、内積がスカラー積と呼ばれるのに対して、ベクトル積(vector product)とも呼ばれる。なお、(outer product)は直積(direct product)を意味する。 以下、この二項演算をクロス積またはベクトル積と表記する。