イェスン・テムル(モンゴル語:ᠶᠢᠰᠦᠨᠲᠡᠮᠦᠷ、Yesün-Temür、漢字:也孫鉄木児、1293年11月28日 - 1328年8月15日)は、モンゴル帝国の第10代カアン(元としては第6代皇帝)。『集史』などのペルシア語表記では ييسون تيمور (Yīsūn Tīmūr) 。漢風の廟号はなく、一般に即位当時の元号を用いて泰定帝と呼ばれる。 伝統的な遊牧生活を重んじる人物であったが、しばしば研究者からは暗愚な人物と評価される。