テムル・ブカ(Temür buqa、生没年不詳)は、14世紀中に活躍した大元ウルスの準王族()。本来は天山ウイグル王国の君主(イディクート)であるが、祖父・父の時代にカイドゥの侵攻によって本領(ウイグリスタン)を失ってしまったため、大元ウルスにおいて準王族として活動した。