大沼国定公園(おおぬまこくていこうえん)は、北海道南西部、渡島半島基部にある渡島駒ヶ岳とその西麓にある大沼、小沼を包括した国定公園。1958年(昭和33年)7月1日指定。道内の上級公園では最も指定面積が狭い。渡島駒ヶ岳は円錐形の成層火山で、現在も活動が盛んなため爆発による崩壊により、山頂部は特異な姿を象っている。大沼及び小沼は渡島駒ヶ岳噴火による土石流が山麓部の凹地を堰き止めて形成されたもの。大沼を代表に小沼、蓴菜(ジュンサイ)沼などが点在し、周囲のシラカバ、イタヤカエデ林と相俟った湖沼景観を呈する。新日本三景にも数えられる景勝地である。
This content in DBpedia Japanese is extracted from Wikipedia by DBpedia Community and is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License.