札幌本道(さっぽろほんどう)は、明治初期に渡島国亀田郡の函館から胆振国を経由し石狩国札幌郡の札幌を結んでいた約180キロメートル (km) の馬車用道路。1872年(明治5年)から1873年(明治6年)にかけて開拓使が建設した日本初の本格的な西洋式馬車道で、現在の国道5号の一部(函館 - 森)と国道36号(室蘭 - 札幌)に相当する。このうち函館市と七飯町にまたがる赤松並木は、2006年(平成18年)に土木学会選奨土木遺産に選出された。