DMF15系エンジン(DMF15けいエンジン)は、日本国有鉄道(→JRグループに継承)の気動車に走行用として搭載され、また客車・特急形気動車の発電用エンジンとしても用いられるディーゼルエンジンである。キハ40系用として大量に採用された。 なお、国鉄分割民営化後の1992年(平成4年)に登場し、現在も各地の鉄道事業者で採用が続いている「DMF15HZ系エンジン」は、コマツ製「SA6D140H」エンジンを国鉄時代の制式名称に当てはめた呼称であり、本稿で解説するものとはまったくの別物である。