護拳(ごけん)は、刀剣や十手などの武器において、柄に付属し、柄を握る拳を守る部具の名称。「護拳部」とも表記される。その役割上、鍔と同じコンセプトの防具であるが、護拳には、刀剣を激しく扱う際に手が滑って柄を離して落としてしまうといったことを未然に防ぐ役割(利点)もある。ただし、護拳があることによって、柄を回転させて刃先を返す動作・術・技(とっさ的な峰打ちも含まれる)が用いられないという欠点(運動・柔軟性の欠如)もあり、そうした防具に頼る姿勢をよしとしない考え方の上では、修練の上でも、好まれなかった国もある(例として、中世以降の日本武術流派では、柄を回転させる術が含まれる)。

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  • 護拳(ごけん)は、刀剣や十手などの武器において、柄に付属し、柄を握る拳を守る部具の名称。「護拳部」とも表記される。その役割上、鍔と同じコンセプトの防具であるが、護拳には、刀剣を激しく扱う際に手が滑って柄を離して落としてしまうといったことを未然に防ぐ役割(利点)もある。ただし、護拳があることによって、柄を回転させて刃先を返す動作・術・技(とっさ的な峰打ちも含まれる)が用いられないという欠点(運動・柔軟性の欠如)もあり、そうした防具に頼る姿勢をよしとしない考え方の上では、修練の上でも、好まれなかった国もある(例として、中世以降の日本武術流派では、柄を回転させる術が含まれる)。 (ja)
  • 護拳(ごけん)は、刀剣や十手などの武器において、柄に付属し、柄を握る拳を守る部具の名称。「護拳部」とも表記される。その役割上、鍔と同じコンセプトの防具であるが、護拳には、刀剣を激しく扱う際に手が滑って柄を離して落としてしまうといったことを未然に防ぐ役割(利点)もある。ただし、護拳があることによって、柄を回転させて刃先を返す動作・術・技(とっさ的な峰打ちも含まれる)が用いられないという欠点(運動・柔軟性の欠如)もあり、そうした防具に頼る姿勢をよしとしない考え方の上では、修練の上でも、好まれなかった国もある(例として、中世以降の日本武術流派では、柄を回転させる術が含まれる)。 (ja)
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  • 護拳(ごけん)は、刀剣や十手などの武器において、柄に付属し、柄を握る拳を守る部具の名称。「護拳部」とも表記される。その役割上、鍔と同じコンセプトの防具であるが、護拳には、刀剣を激しく扱う際に手が滑って柄を離して落としてしまうといったことを未然に防ぐ役割(利点)もある。ただし、護拳があることによって、柄を回転させて刃先を返す動作・術・技(とっさ的な峰打ちも含まれる)が用いられないという欠点(運動・柔軟性の欠如)もあり、そうした防具に頼る姿勢をよしとしない考え方の上では、修練の上でも、好まれなかった国もある(例として、中世以降の日本武術流派では、柄を回転させる術が含まれる)。 (ja)
  • 護拳(ごけん)は、刀剣や十手などの武器において、柄に付属し、柄を握る拳を守る部具の名称。「護拳部」とも表記される。その役割上、鍔と同じコンセプトの防具であるが、護拳には、刀剣を激しく扱う際に手が滑って柄を離して落としてしまうといったことを未然に防ぐ役割(利点)もある。ただし、護拳があることによって、柄を回転させて刃先を返す動作・術・技(とっさ的な峰打ちも含まれる)が用いられないという欠点(運動・柔軟性の欠如)もあり、そうした防具に頼る姿勢をよしとしない考え方の上では、修練の上でも、好まれなかった国もある(例として、中世以降の日本武術流派では、柄を回転させる術が含まれる)。 (ja)
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  • 護拳 (ja)
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