鎖鎌(くさりがま)とは、草刈り鎌に鎖分銅を取付けたような形をした武具で、農耕具を武器として発展させたものである。おもに帯刀を許されない身分の者(農民・商人・職人)の護身用の武器として用いられ、日本の武術各流派では隠し武器として用いられた。鎖鎌術は武芸十八般のひとつともされている。