札幌ドーム(さっぽろドーム、英: Sapporo Dome)は、日本の北海道札幌市豊平区羊ケ丘にあるサッカー・野球兼用のドーム型のスタジアム。施設は札幌市が所有し、札幌市と道内財界各社が出資する第三セクター・株式会社札幌ドームが運営管理を行っている。 日本で唯一の完全屋内天然芝サッカースタジアムであり、天然芝サッカー場移動方式「ホヴァリングシステム」を世界で初めて採用した。このシステムによりサッカー用天然芝グラウンドと野球用人工芝グラウンドの併用が可能となっている。「第44回BCS賞」・平成14年度(2002年)「赤レンガ建築賞」受賞。 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)北海道コンサドーレ札幌のホームスタジアムとして使用されている。 2004年から2022年までは日本プロ野球(NPB)パシフィック・リーグの北海道日本ハムファイターズも本拠地球場として使用していた関係で、プロ野球チームとプロサッカーチームが本拠地として共用する日本唯一のスタジアムであった。また、2008年から2009年までプロ野球マスターズリーグ・札幌アンビシャスの本拠地でもあったほか、さまざまなイベントやスポーツの国際大会が開催されている。 開業時より「Hiroba」という愛称が付けられていて、開業15周年を迎えた2016年6月2日にマスコットキャラクター「チャームコロン」が誕生した。