『日本人とは何か。』は、山本七平の1989年の著作。 山本のほぼ唯一の日本通史であり、明治維新までの日本史を通して日本人を論じた。日本を理解したい外国人にどう説明したらいいかという問題提起に始まっており、比較的平易である。山本は2年後の1991年に死んだため、彼の日本学の総決算と考えることもできる。