命婦の御許(みょうぶのおとど、みょうぶのおもと)は、平安時代の天皇一条天皇の飼い猫。日本においてネコを愛玩動物として飼育していた例のうち、名前を持つ特定の個体として記録が残る最古の例である。「命婦」は従五位下以上の位階を有する女性であり、「御許」は高貴な女性の敬称である。