鳴神貝塚(なるかみかいづか)は、和歌山県和歌山市鳴神にある貝塚。1931年7月31日、国史跡に指定された。縄文時代 (早期~晩期) のもので、明治28年(1895年)に鳥居龍蔵と直良信夫によって近畿地方で貝塚としては初めて発見された。日前宮駅の北東1km程のところにある。出土品としては、土器や石鏃、石錐や打製石斧、石刃などがあり、貝層からはカキ、ハイガイ、ハマグリ、サザエなどの貝類の骨や、クロダイ、マダイなどの魚骨も発見されている。