『雄気堂々』(ゆうきどうどう)は、城山三郎の歴史小説、またそれを原作としたテレビドラマ。 明治時代に実業家として成功を収めた渋沢栄一の半生を描いた作品。栄一と妻との婚礼の場面から物語が始まり、42歳の時に妻と死別するまでの紆余曲折が描かれている。もともと、『毎日新聞』紙上で1971年1月1日から同年12月23日まで連載されたもので、連載当時は『寒灯』というタイトルだったが、単行本化にあたり改題された。 タイトルの『雄気堂々』とは栄一が好んだ「雄気堂々、斗牛を貫く」という詩から採られたものである。