防衛食容器(ぼうえいしょくようき)とは(防衛食器、防衛食とも呼ばれる)第二次世界大戦中の金属類回収令(金属供出)により、食料を貯蔵する缶詰の代用として作られた陶磁器製の「特許真空容器」。大量に製造されたものの、中に入れる食糧が不足したため空の容器のみが大量に残ったといわれている。容器の現物がそのままの姿あるいは破片や修復された姿のものが多く現存し、博物館などに収蔵されているほか、オークションに出品されるケースもある。