守山市(もりやまし)は、かつて愛知県に存在した市。 現在の名古屋市守山区に該当する。昭和の大合併で、愛知県では唯一廃止された市である。名古屋市のベッドタウンとして発展したが、守山市が誕生してすぐに名古屋市と合併の動きがあり、市として存在した期間は9年程である。 庄内川、矢田川沿いに位置し、東部は標高100m前後の丘陵地帯である。「守山」は「森山」が転じた地名と推測され、近世以前は「森山」と表記される文献もある。 同名の市として滋賀県守山市があるが、滋賀県守山市は1970年に市制施行であり、重複とはなっていない。