『防犯探偵・榎本シリーズ』(ぼうはんたんてい・えのもとシリーズ)は、KADOKAWAより2004年から刊行されている貴志祐介の推理小説シリーズの総称。防犯ショップ「F&Fセキュリティ・ショップ」店長の防犯コンサルタントで本職は泥棒である本作の探偵役・榎本径と、本作のワトスン役である美人で常識人だがどこか天然の気がある弁護士・青砥純子が、密室殺人が絡む事件に関わり、密室の謎を解き明かして事件を解決していく姿を描く。 2012年には『鍵のかかった部屋』(かぎのかかったへや)のタイトルでテレビドラマ化された。