『鍵のかかった部屋』(かぎのかかったへや)は、角川書店から刊行された貴志祐介の推理小説。『防犯探偵・榎本シリーズ』の第3作。2008年から2011年の間に『野性時代』(2011年に『小説野性時代』に改題)の間に発表された4編が収録。2011年に刊行後、2011年4月25日に文庫版が発売された。本作のトリックは物理学的に検証を行い、登場人物の心理における行動の不自然さがあっても、物理的におかしい部分を排して書かれている。 2012年に『防犯探偵・榎本シリーズ』がテレビドラマ化された際のタイトルには、本作のタイトルが使われている。 榎本径、青砥純子については防犯探偵・榎本シリーズ#登場人物参照