袁 承志(えん しょうし、拼音: Yuán Chéngzhì)は、金庸の武俠小説、『碧血剣』に登場する架空の人物。作中では袁崇煥の息子という設定になっており、疑心暗鬼から父を処刑した明の崇禎帝、および漢民族に敵対する清の皇帝ホンタイジに復讐を誓う。なお、史実では袁崇煥の息子・は漢民族でありながら清に仕え功績を挙げているが、本作ではそのことには全く触れられてはいない。また、袁承志もホンタイジと会談した際、「自分には兄弟はいない」と発言している。