虎牢の戦い(ころうのたたかい、中国語: 虎牢之戰)は、中国隋末唐初の621年(武徳4年)5月28日、虎牢関(現在の河南省鄭州市滎陽市)において、李世民率いる唐軍と、王世充・竇建徳軍との間で生じた戦いである。洛陽・虎牢の戦い、汜水の戦い(しすいのたたかい)とも呼ばれる。唐の統一戦争において最も重要な戦役であり、この戦役での勝利によって、唐は、洛陽の王世充・河北の竇建徳という二大勢力を平定し、唐の基本的な版図を画定した。