肝属山地(きもつきさんち)は、九州南部の大隅半島南端部に横たわる山地である。国見山地(くにみさんち)などとも呼ばれる。北東から南西の方向に約50 kmの長さがある。山地の北側には肝属平野が広がり、北東側は志布志湾、南東側は大隅海峡(太平洋)、西側は鹿児島湾に面している。鹿児島県南大隅町、錦江町、肝付町、鹿屋市にまたがる。