鹿児島湾(かごしまわん)は、鹿児島県の薩摩半島と大隅半島に挟まれた湾。鹿児島県では錦江湾(きんこうわん)の名称で古くから呼称されている。鹿児島湾は日本百景の一つであり、霧島錦江湾国立公園の南部に位置する。 鹿児島湾の北部、すなわち、霧島市と桜島との距離約20㎞を直径とする円形部はカルデラ噴火でできたものであり、また、桜島は1914年(大正3年)に「桜島大正大噴火」で鹿児島湾東岸の大隅半島と陸続きとなった。 海域としては、薩摩半島最南端の長崎鼻と、大隅半島南端部の立目崎を結ぶ直線から北側を指す。