『聖カタリナの神秘の結婚』(せいカタリナのしんぴのけっこん、伊: Matrimonio mistico di santa Caterina, 英: Mystic Marriage of Saint Catherine)は、ルネサンス期のイタリアのヴェネツィア派の画家パオロ・ヴェロネーゼが1565年から1570年ごろに制作した絵画である。油彩。主題はアレクサンドリアの聖カタリナとキリストの神秘的な結婚の伝説から取られている。ヴェロネーゼを代表する作品の1つで、ヴェロネーゼの数多くある同主題の作例の中でも特に有名である。の主祭壇画として制作された。この主祭壇画は左右をティントレットの6枚の絵画が飾ったことでも古くから有名であった。現在はヴェネツィアのアカデミア美術館に所蔵されている。