老谷の大ツバキ(おいだにのおおツバキ)は、富山県氷見市老谷に生育するヤブツバキの巨木である。ヤブツバキでは日本最大の巨木といわれ、1965年(昭和40年)に「老谷の大ツバキ」の名称で富山県の天然記念物に指定された。もともとはその特異な形状から「さしまたのツバキ」と呼ばれていて、無実の罪に問われて落命した武士の遺した妻と子にまつわる伝承が残されている。