篠井金山(しのいきんざん)は、栃木県宇都宮市篠井町に存在した鉱山。富井鉱山(とみいこうざん)とも称する。名前の通り金を産出していたが、第二次世界大戦後は銅鉱山として操業していた。この鉱山により、篠井は「金山千軒、徒千軒」と称する繁栄を見たと伝えられる一方、歴史上多くの者が採掘に乗り出しては失敗した。1973年(昭和48年)に閉山したものの、採掘時に歌われた「」は、宇都宮市の無形文化財の指定を受け、歌い継がれている。