筑後吉井(ちくごよしい)は、福岡県うきは市の旧吉井町にある伝統的建造物群保存地区。白壁土蔵造りの街並みで知られる。1996年に「吉井町筑後吉井伝統的建造物群保存地区」の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定された(保存地区名は2005年に「うきは市筑後吉井伝統的建造物群保存地区」に改称)。三度の大火に襲われたことから、耐火性が高い土蔵の商家が明治時代に建てられ、現代も162軒が保存物件に指定されている。空き家もあるが、地元住民や街並みを見に訪れる観光客向けに、Uターンした出身者や移住者らによる店舗への改装が相次いでいる。