第65次長期滞在(だい65じちょうきたいざい)は国際宇宙ステーションへの65回目の長期滞在。このミッションは2021年4月17日のソユーズMS-17の出発で始まり、当初はNASAのと両飛行士およびJAXAの野口聡一飛行士とともにスペースX Crew-1に搭乗して2020年11月に打ち上げられたNASAのシャノン・ウォーカー飛行士が3人目の女性船長として船長を務めた。彼らにソユーズMS-18に搭乗したロシアのオレッグ・ノヴィツキーと両飛行士とNASAのマーク・T・ヴァンデハイ飛行士が合流した。 2021年5月2日のクルードラゴン・レジリエンスの出発に伴い、Crew-1のクルーは2021年4月23日に打ち上げられたスペースX Crew-2のクルーに置き換えられた。JAXAの星出彰彦飛行士は、ステーションの船長としてウォーカーの地位を引き継ぎ、ウォーカーは11日間という最も短い任期のISS船長となった。2021年10月4日からはESAのトマ・ペスケ飛行士が星出に代わってISSを指揮する4人目の欧州の宇宙飛行士となり、軌道実験室を指揮する初めてのフランス人飛行士となった。2021年10月17日にソユーズMS-18が出発し、この長期滞在は終了した。